L375Sタント-終了

ハブベアリング、ラックエンド交換

前回からの続きです。ヒヤヒヤしながらの高速テストランの結果は❌ この左フロントからの異音がひどい😩 再度、リフトへクルマを載せて異音の箇所をバラしていきます。

撮影のためにこの配置にしてますが、ドライブシャフトはロアアーム側に持たすようにして作業していきます。ディスクキャリパーはサスへ引っ掛けておきました。

ジャバラのブーツの下においてあるパーツ、ラックエンドと呼ばれるものです。画像右端の膨らんでいる箇所がボールジョイントとなってて、そこにガタつきが出るとかなり不快な音として室内へ入ってきます😩 こいつも交換ですね💦

まずはハブベアリングからいきます。スライドハンマーでハブを引き抜いた後、古いドライブシャフトを流用して打ち込み用のツールにしてますが、コイツを使って作業していきます。

先ほどの古いドライブシャフトのアウター側を使ってベアリングを仮付けした後、バイス台にてベアリングを圧入していきます。油圧プレスがないのでしょうがないですね😅

ハブベアリングの交換OK。車速センサーとの関係で、この面は磁石がくっ付く面にして組み付けます。そうしないとメーターの中で異常を知らせるウォーニングランプが点灯してしまうので💦 反対側はスナップリングを入れてOKですね。

続いてラックエンドです。純正同等の強度を持つ社外品ですが、こういうのは地元の昔から馴染みのある部品店から購入します。ただ安いだけの粗悪品を使わないように気をつけてますね💦 少し形状は違いますが、ちゃんと組み付ければ問題ありません。

メタルがガラガラいってたエンジン。依頼元へ返却です。

作業終了後に再度テストラン。異音は出ないですが真っ直ぐ走るようにして、ステアリングのセンターをしっかり出して納車となりました😅 時間のかかりすぎる作業となってしまいましたが、けっこうハードな使い方をされているクルマのようなのでいたしかたありません😢 見た目はきれいですが見えないところのヤレなんかはちゃんとしてほしい💦 依頼元にはその旨を伝えてあるので、あとは向こうで対処してくれると思います。それではまた。

 

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