ひと休み11
NA6CEロードスター3
途中の画像がなくてすいません😅 エンジンを降ろして、ブロック本体はスタンドへ載せたままでシリンダーヘッドにクランクシャフト、コンロッドなどの加工をしていきます。上のものはクランクシャフトのカウンターウエイトの鋳物のザラつきを研磨する作業の途中のものです😅 オイルパンの中でオイルの抵抗を少しでも軽減したくてこんな事をしてました💦
これはコネクティングロッド、クランクシャフトとピストンをつなぐロッドで、通称コンロッドと呼ばれるパーツです。こいつの側面も研磨しておきます。
そしてヘッド加工の大きなもの、吸排気のポート研磨です。上が排気、下が吸気で、両方とも拡大しつつスムーズに燃焼室へ導いていけるイメージを持って削っていきます。
ポート研磨を終わらせてから、昔から馴染みの旋盤屋さんでヘッド面研。他所の業者さんとは仕上がりが全然違います😅 いつ持っていってもきれいに仕上げてくれるので感謝です。
そしてフライホイール。これも軽量加工してもらいました。上はクラッチの取り付け部、下はエンジン側です。エンジン側は同じように削れてませんが、フライホイールの面が出てなかったという事ですね。L型や6M、7Mなんかの大きめのフライホイールはよくありましたが、4気筒の2000cc以下のものでもたまにはあるようです💦
外注でヘッドやフライホイールの仕上がりを待つ間にブロックを塗装。この時はマリンブルーにしました。
エンジンを組み上げてクルマへ戻します。
あとは外してあるラジエーターやA/Cコンプレッサー、パワステポンプなどを戻して終了。長々と綴ってみましたが、このクルマは今は手元にないのでちょっと残念です😢 アクセルのオン、オフで簡単にドリフト状態に持ち込めるし、エンジンのツキがとてもよかったですね。長男がずっと乗ってればゆくゆくはソレックスのキャブにしても、面白いクルマになってたと思います。それではまた。