キューブYZ11-5
CVT降ろし
前回からの続きです。デフの運転席側についている遮熱板を外して、エンジンとCVTを繋いでいるボルトを外しやすくします。こういうのがあるとないとでは作業のしやすさが変わりますね。
そしてCVT本体をシャーシへ繋ぐマウントとボルトを外します。この時にはミッションジャッキをちゃんとセットしておく必要がありますね。それと同時に、エンジン側も下からサポートをあてがい、落ちないようにしておきます。
リフトもストッパーをかけておき、車両本体も動かさないようにして少しづつCVTをずらしてエンジンと割っていきます💦 何回やってもこのあたりは気を使いますね😅
横方向へスライドさせていると、デフが必ずどこかへ当たり出すのでこの辺からは下方向へジャッキを降ろしながらCVT本体を振ってメンバーをかわしつつ外側へ引っ張り出します。
こんな感じでCVTだけを降ろします。4WDだと前回のセリカのようにトランスファーという部品がついているので、それをどうするかという問題が出てきますが、今回のは2WDなのでまだいい方ですね。エンジンまで降ろすとなると、外す部品がかなり増えてくるのでできればエンジンは残して作業したいです。
今回は依頼元からの要望でエンジン側のリヤクランクシールの交換はなし。このままでしばし待機ですね😅
そしてこれから載せるCVTと降ろしたヤツを並べて、センサー類の配線の数のチェックに、トルクコンバーターやマウントの位置の確認をして、シール交換をしてから車両へ戻す作業となります。今回はここまでです。