エブリィバンDA64V

入庫

12月に入ってから、以前の職場の後輩から電話があり、高速道路走行中にエンジンルームから大きな音がして、エンジンが1発死んでしまったとのこと。だましだまし走らせて高速から降りてエンジンを見ると、コイルのカバーを止めるネジが吹き飛び2番シリンダーのコイルも半分から折れていたので、急きょ持っていたスペアを組み付けたらしい。で、少し走るとまた同じ症状で今度はスパークプラグまで吹き飛び、お手上げとなったので直してほしいとのことで年が明けてから、引き取りに行きました😅

スパークプラグがポッキリと折れているのがわかりますね😵

コイル本体も完全に爆発したような感じで、中にスパークプラグが残っています。30年以上修理屋をしてて、こんな壊れ方をみたのは初めてです😅

他のシリンダーのスパークプラグですが、どうもコイルの内部で電流がリークしているようです。それで電極以外のところへ電流が流れてミスファイアを起こして爆発したような状態になった、と思われます。デトネーションと呼ばれる異常燃焼とは違うので少しの時間であれば2気筒で移動できたのだと思われます。

このクルマのエンジンも前回のJA22Wと同じK6Aというものです💦 エブリィの方は年式が新しいので前の悪いところが改良されてデスビがなくなり、ダイレクトイグニッションコイルになってます。話を聞いてみると、純正品のコイルは高いのでネット通販のかなり安い物を購入して自分で交換した、とのこと😭 おそらく粗悪品だったんじゃないかな?ということで、スパークプラグが外れるかどうかトライしてみてからエンジンを降ろすかどうか決めます。今回はここまでです。

 

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