ジムニーJA22W
入庫
以前、自分が乗っていたヤツの後に出てきた、JAモデルの最終型になります。搭載されているエンジンは鉄のブロックのF6Aからアルミ製のブロックにタイミングチェーンでバルブを動かす、K6Aツインカムです。
インタークーラーターボも軽自動車には当たり前の装備となり、このモデルにも採用されてます。ですが、1気筒まともに動いてなくて、自走で持ち帰るのもとても気を使いました😅
NGKというメーカーさんの番手で、7番のスパークプラグを入れてます。ですが、1番右側のヤツ、2番ピストン用のものだけが余計なカーボンが付着してて、電極が摩耗してます。だいたい見当はついてますが、それを裏付けて見ることにします。
スパークプラグを外した後にコンプレッションゲージを取り付け、各シリンダーの圧縮圧力を測定してみます。これは3番で約10kg/cm。1番は画像撮り忘れてて、11kg/cmありました。
2番シリンダーは半分以下の4kg/cm。おそらく、このエンジン特有のトラブルで排気バルブの圧縮漏れだと思われます。前にもやったことがある作業なので、そんなに心配はしてませんが、なんせ旧車の部類に入るクルマなので、ボルト、ナットやホースクランプやバンド類の腐食に気をつけようと思います。
作業開始です!エンジンフロント側のスペースを広げるため、ラジエーター下のブレースバーとプラ製のアンダーカバーを外し、クーラントを抜いていきます。今回はここまでです。