バモスHM1-再来12
ヘッド組みつけ2
ロッカーアーム、カムホルダーをヘッドへ組み付け、規定トルクの2.2kgで締め付けて、INマニの古いガスケットを取り除きます。
交換してから時間がそんなに経っていないので剥がしやすかったですね😅
ヘッド本体のブロックとの接合面です。ここもきれいにしておきます。
これで9割がた終わった状態です。あとは燃焼室まわりでOK。
ヘッドを載せる前に、クランクシールの交換、ウォーターポンプやベアリング類を外して、状態のいい方を使います。
ベースエンジンのブロックへ、依頼主のところのパーツを移植します。
カムシールも新品ですが、肝心のヘッド側が…バリが出た分だけヤスリやペーパーで修正したつもりですが、ほんの少し合わせ面にズレがあります。またスプロケットのノックピンが入る溝も少し広がってますね。カムシャフトの先端部にはかなりのストレスがかかっている、と思われますがまだこっちのカムの方がいいのでこれでいくことにします😢
ブロックにヘッドを載せて8本全てを仮締めしたあと、トルクレンチで規定トルクまで数回に分けて締め込んでいきます。
規定トルクの6.5kgまで3回に分けて締め込んでいきます。今回は4.5→5.5→6.5ですね。20年以上使ってますが、やっぱりホンモノはいい!重さとか、グリップの太さとか、ロック機構の節度感などは言うことなし。これからも大事にします!
クランク側とカム側の合いマークをしっかり確認しつつ、ベルトをかけて張っていきます。ここのメーカーさんのエンジンは反時計まわりなので気を使いますね😅 また、以前にヘッドの面研をしているので、若干カム側が遅れ気味になります。ここで、少々時間をかけてもいいので、合いマークをきっちり合わせるようにします。これで大まかにエンジンの形になりました。次回はタペット調整からあとの作業に移ります。今回はここまでです。