バモスHM1-再来9
A/Tシール交換
A/Tシール交換の前に、前回ブーツ交換したシャフトを車両へ戻しておきます。外すときは叩いて抜けましたが、戻すときはそうはいきません。FF車のように簡単には入ってくれないので、ロックナットとスペーサーを利用してシャフト先端部を引っ張り出します。
ハブベアリングは交換を却下されたので、状態をチェック後にモリブデンスプレーを吹いてからロックナットを締め込んでいきます。ドラム側のスプラインのメス側と山が噛むのを確認してから割りピンを通す穴に3.5mmのドリルを立てて穴を修正し、ドラムを組み付けます。
ゴムのブチ切れたデフ側のマウントも交換します。
デフのシールを外して、外径、内径、厚みを見て打ち替えます。もちろん左右共に交換します。
ゴムに張りがなくなって外へオイルが滲んできてますね💦 シャフトを外した時にでも交換しておくほうが無難です。
トルクコンバーターが取り付けられるインプットシャフトです。A/Tを降ろしたら自分はたいていは替えているシールですが、ここもやっぱり張りがなくて、あまりにもすんなり抜けてしまいました。新品はそこそこキツいのですが… ちょっと拍子抜けしてしまいました。
外したドライブシャフトをハブへ戻し、新品のマウントをボディへ取り付け、シールを打ち替えたA/Tは内側へゴミなどが入らないようにウエスを被せて待機、ということになります。時間とお金をかけないというのはけっこう難しい面もありますね😅
部品待ちの間にマニホールドや配線類は外してあったベースエンジン。いろんなところを開けてほんとに使えるかどうかをチェックしつつ、次回からはエンジン関係に移ります。今回はここまでです。