ショック取り外し
続いてフロントをバラしにかかります。まずはスキッドプレート?で良かったと思いますが、こいつを外してデフとスタビライザーを低い位置にマウントする準備をしておきます。
車両の下側から見たものですが、わかりづらいですね😅 画像左上のメンバーのことだと思いますが、かなり落とさないとドライブシャフトに相当な角度がつきそうですね。あまりにも角度がつきすぎるのはシャフトのベアリングにとても負担がかかるので、ぜひ回避したいところです。
明るくて動きの取りやすい右側からバラしていきます。主要パーツに取り掛かる前にブレーキラインと車速センサーの配線を点検、ショックアブソーバーを外すためにアッパーリンクとハブの取り付け場所を確認しながら外していきます。そしてショックのアッパー側のスペーサーが固定されているロックナットやショックの取り付けボルトナット、アッパーリンクとナックル連結部に潤滑剤をたっぷり吹き付け、少しだけ緩めておきます。
まず、タイロッドエンドをナックルから外します。これで左右の連結が解除となるので、関連パーツを外す時は1番初めにここからスタートです。ここではショックの下部のナットは外した後の画像ですね。
アッパーリンクとナックルを切り離しますが、押さえつけられていたスプリングが急激に伸びるので、適当な角材の切れっ端などであてを入れてからジョイントを外します。これも外した後ですが、ナックルが大きく動きすぎないように作業に支障をきたさないところへ留めておきます。ドライブシャフトのアウタージョイント部がさらに下へ落ちて角度がついてしまうので、ロアアームにも下からあてを入れてから次の工程へ移ります。
こんな感じになりますが、パンタジャッキがそこそこ効くところでセットします。
先ほどまでの工程から、さらに下へ押し下げる圧力をやわらげるためにスプリングコンプレッサーを使い、スプリングシートとコイルの隙間を作ります。これでまた少し自由度が広くなります。その次にアッパーリンクのセットボルト、ナットを緩めておきますが、これが結構なトルクがかかってました💦 インパクトレンチが入るスペースのないところなので、スピンナーハンドルのデカいヤツにさらにパイプをかけて気合いで緩めます。この時、ボルト側ではなく、ナット側にパイプをかけるようにした方が、ボルトの曲がりなんかを最低限に抑えられるかと思います。
それでもかなりの力でショックアブソーバーは下へ押されているため、バールなどでこじってロアアームから外します。これもすんなりとはいきませんでしたね😢
ここまでくれば半分以上はできているので、もう一息ですね!スペーサー側の緩めておいた4個のロックナットを外せばショックアブソーバーが下側へ抜き取れます。
後でショックとコイルスプリングもバラすので、スプリングコンプレッサーはそのままにしておきます。次はアッパーリンクを外しますが、セットボルトが長い!バンパーへ向かって抜き取りますがエンジンルームの中なので、配線、配管に細心の注意を払って作業します。今回はここまでです。