ミニキャブトラックU61T

入庫

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先日、親戚の兄さんから連絡があり、ミニキャブのオイル漏れをみてくれとのことでとってきました。けっこう前のモデルで、2000年モデル、ということは19年前のクルマになりますかね。このメーカーのヤツは久しぶりなので、ちょっと苦戦するかも?

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早速リフトへ載せて現状がどうなのかをみます。いきなりオイルのしずくを発見!これはエアコンのコンプレッサーのテンショナーブラケットから垂れているのがすぐにわかったので、この近辺にあるのはフロントクランクシールか、このメーカーさん独特のバランサーシャフトのシールが疑わしいので、とりあえずタイミングベルトカバーを開けて、中の状態を確認します。

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この場所はタペットカバーのリヤ側になりますが、ここのガスケットも怪しい。これも開けて見る事にします。

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クランクプーリーのボルトを緩めるために、他のメーカーの縦置きエンジンの場合、状況によってはこのようにエンジンマウントをブラケットごと外してエンジンを傾けてクランクプーリーのボルトにインパクトレンチが使えるスペースを確保するのですが、この車両の場合はそれでもインパクトレンチが入らなかったため、力技を使い、古いリブベルトでプーリーに回り止めをしてレンチにプラスしてパイプも使って人力で外しました😅

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で、どうにか外側のリブベルト、プーリーを外してタイミングベルトとご対面。わかりづらくてすいません😅タイミングベルトに完全にオイルがのってべっとりとしてます。

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外したプーリー類にテンショナー、ブラケット、ベルトカバーなどです。白のトレーの下側の薄いプレートはクランク角を見るセンサーの信号を出すものです。タイミングベルトカバーの内側もオイルが回っていて、かなり光ってましたね😅完全にどこかのシールがいってますね😢 次回から各パーツ洗浄、組み付けになります。今回はここまでです。

 

 

 

 

 

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