NA6CEロードスター 4
バラシ、加工
順序が違ってました💦 すいません🙏! エンジンスタンドにセットするにはクラッチカバー、ディスク、フライホイールを外さないとできません💦 外して邪魔にならないとこへ置いときます。
外したフライホイールのクラッチディスクとの当たり面の拡大画像です。小さいクラックがあり、妙にざらつきもあるし、なんといっても重い!これじゃレスポンス悪いままなので、後で先輩?というか歳は離れてますが、自分が20代の頃からお世話になっている旋盤屋さんに軽量と面研を依頼します😅
スタンドにセットされたエンジンはいろんな角度から見ることができて、力も加えやすいので、各パーツを注意してみながら外すことができるためとても助かります。これはシリンダーヘッドを降ろしてスプロケット、カムシャフト、バルブリフターを外したところですね。
ヘッドを外したら、エンジンを反転させてオイルパンを上に向けて外し、ピストンを下側へ抜いてからクランクシャフトをブロックから外します。
外したピストン、コンロッドです。フルフローピストンなのでサークリップを外すだけでピストンピンが簡単に抜けます。昔のは圧入式もありましたが、最近はほとんどこのタイプですね。
外したクランクシャフトです。これから洗浄して加工に入ります。
で、加工途中の画像がなくてすいません😅 クランクシャフトのカウンターウェイトのスムージングをしたところです。メタルが入るところはマスキングテープを3重に巻き、間違って研磨ツールが触ったとしてもキズをつけないための保護ですね。
自分がよく使う研磨ツールです。アメリカ製ではありますが、インナーパーツは国産のものが使えるので、メンテにも不自由はありません。上がリューター、下がベルトサンダーですね。
リューターに使う研磨用のパーツです。鏡面加工はできない、というか、ポート研磨時によく使うので、8割がたは画像上のロータリーバーを使います。ロングタイプなのでポートの奥まで削れて、とても重宝してます。
ベルトサンダーはブロック内部の鋳物のザラザラした肌を落とすための通称砂落とし、と呼ばれる作業と、クランクシャフトやコンロッドのスムージングで使います。ベルトサンダーの大きめのものもあれば作業は格段に早くなりますが、鈑金屋ではないので、いろんなところで使い勝手の良い小さいのにしました。それでも20代後半に買って約25年、インナーパーツをちょいちょい交換してるだけで今でも現役バリバリで仕事してくれてます。
次回からはコンロッドやヘッドまわりの紹介をしたいと思います。今回はここまでです。