アクティHH5終了

仕上げ

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ラジエーターを加圧テストしてきて、漏れもなし、つまりもなし、ということでエンジン側の水温センサー、ラジエーター側のファンスイッチ、ラジエーターキャップを新品交換してクーラントを入れて各部の点検をします。

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最近のクルマには水温計がなく、メーターパネル内のウォーニングランプで異常が出た時のみ赤く光る、というのが一般的です。そこでリアルタイムで水温をモニタリングしながら水まわりのエア抜きをしていきます。OBDⅡのコネクターが付いている車両なら接続していろんなことに活用できるモニターを以前に購入してあったのでそいつの出番になりました!

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この辺りまではすぐにきますね。

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表示水温が3つあり、はっきりはわかりませんが、大きい数値がエンジン側、小さい方がラジエーター側じゃないかな?と思います。で、青い帯の中がその平均値ではないか、と思われます。

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もうそろそろ電動ファンが回ってもいい頃です。この時はエアコンはオフ、ヒーターを温度も風量も最大値にしているのでけっこうな熱風が出ています。

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ここまで上がってやっとファンが回りました!青い帯の数値は103℃ですが、最低値は85.3℃。回り出す前とあまり変わりません。

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ファンの回転が止まる頃には95℃になり、最低値が82℃になりました。3回ファンが回る間に、温度変化とファンの作動に変わりはないのでエア抜き完了、テストランも無事に終え、納車することができました。この前のバモスよりもエア抜きにかかる時間が長く、少し不安でしたがなんとか終われました。このコードリーダーを使いこなせるように勉強していけば、そこそこのトラブル原因の究明と異常コードの消去ができそうなので、チャンスがあればどんどん活用していきたいですね。また、今回のトラブルはラジエーターキャップの劣化が先か、水温センサー、もしくはファンスイッチが壊れたのが先かで冷却水の循環がうまくいかなかったから、だと思います。壊れてからでは大変なので、水、オイルのチェックはちゃんとできるようにした方がいいと思います。それではまた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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