バモスHM1-5
バルブ組み付け
前回でバルブの擦り合わせは終わっているので、これから組み付けです。まず、バルブガイド側のスプリングシートを載せていきます。
次にステムシールをガイドへ組み付けていきます。このエンジンはインテークとエキゾーストで少しパーツが違うので気をつけて組み付けました。手で強く押し込んだ後、自分は10mmのディープソケットで軽くコンコンと叩いて、ガイドのふちへ密着しているのを確かめるようにしています。
そして燃焼室側から擦り合わせをした順番通りにバルブを組んで、スプリングを固定します。
スプリングを外す時に使用したツールのパーツを変えて、これでスプリングを固定していきます。上の方の突起は押すと引っ込むので、バルブの先端へ当てて筒の外側でリテーナー、スプリングを押し下げてバルブコッターを組み付ける、というとても便利なツールです!ただ、強化品や昔のエンジンのようにダブルになっているものはかなり厳しいです😂 そういうのを組む時には別のガッチリ固定して使用するコンプレッサーを使います。
コッターを組み付けたら例のごとく、プラハンでリテーナーを軽くコンコンとやってなじませます。
インテーク、エキゾーストと全て組み付けたところです。次回はカムシャフト、ロッカーアームの組み付けを紹介したいと思います。今回はここまでです。