ハイゼット保冷車3
ヘッド清掃、歪み測定
ヘッドの燃焼室側の汚れをスクレッパーやクリーナー、砥石にサンドペーパーなどを使ってきれいに取り除きます。その後、ストレートエッジ、直角の鉄の定規みたいなものを載せてシックネスゲージの0.05mmで測定していきます。
始めの画像は1番シリンダーと2番の間。ゲージが入らないのでここは合格。ですが、次の2番と3番の間はゲージが入るので歪んでいる箇所です。
そして3番の後ろ。アウトです😢 完全にゲージが貫通しています。これでは圧縮漏れや水漏れがあっても仕方がないですね。
角度を変えて測定してみます。ストレートエッジを斜めに置いてシックネスゲージを使います。
やはり3番シリンダーの燃焼室付近に歪みがあります。これで外注決定なので、バルブやスプリングなどを外したあとにもう1度洗浄、使用パーツの最終決定をして交換か再使用かを判断します。
取り外したバルブ、スプリング、バルブリフターです。これから灯油につけて洗浄です。この時点ではスプリングシートが見えませんが、忘れずにちゃんと外してあります😅 今回はここまでです。