グロリア430-4

左リヤパワーウインドウ修理

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前回に紹介したレギュレーターアーム、ギヤの付いているパーツの先端にあるボールジョイント状の突起に上の画像の白いブッシュを組みつけ、画像上のレールの中を摺動させてガラスを上下させる仕組みのようです。割れてしまったプラスチックは強度なんかないので代用品を探してみました。で、普通の規格品のボールベアリングを金物屋で入手。ですが、ベアリングを削るのは大変だし、アーム先端の突起を削ってしまうといつかホントにジャストフィットの何かが出てきたときにまずいことになるので、本体の加工も無しにします。

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もっと他に何かないかな、といろんな引き出しやら箱をのぞいていると、形も寸法もかなり似ているこいつ。なんのエンジンのものか覚えてませんが、バルブスプリングを押さえているリテーナーです!こいつを削って見れば案外いけるかも?で早速実行しました😅

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まずは外径を合わすために、ベビーサンダーでざっくりと小さくしていきます。

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次にベルトサンダーと呼ばれるエアツールで荒削りが終わったところをさらに細かく削っていきます。

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内径がすごく大きく見えますが、純正品は材質がプラスチックなので、少し穴が小さくても、グリスを塗ってパチっと入れることができるのだと思いますが、自分が加工しているのは金属なので、小さいと入らないし、大きすぎてはまた作動中に外れてしまいます。少し力を入れて入る程度の削り具合で止めておきました😅

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さらにベルトサンダーで追い込んで削りまくります!左側が元の大きさのリテーナーですね。けっこう時間もかかりました💦

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どうにか動くようにしてレールへ組み込み、車両へ戻します。

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ここで問題発生!!ガラスをドアへ戻そうと位置を確認していると、なんとガラスモールに組み込まれているゴムがもう少しでまっぷたつに!外すときにあまり気にしてませんでしたが、とんでもないことです😢

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急きょ瞬間接着剤にて応急処置をします😅マスキングテープは接着剤をガラスに垂らさないための保護ですね。

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ゴムを押さえつけるのに集中していて、はじからはじまで付け終わったときには自分の薬指と小指も接着されていました🤣こんなチョンボは20代の頃以来ですかね😅この日は最後にカッターナイフで、指の腹と爪の表面を切り離して終了しました。こんなバカげた失敗をしないよう今後は気をつけます💦 今回はここまでです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グロリア430-3

左リヤパワーウインドウ修理

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まずは内張りを外して、保護のビニールまで取ります。このビニールなんかも当時のままですね。この時点で感動してます🥺

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上の画像が内張りで下が保護のビニールです。内張は、上下に2分割できるタイプですが、ドアロックの部分が少しめんどくさい造りです😅 ビニールに付着しているこの黒いカビのようなものは錆止めの塗料ですね😅 地元は海が近いので、中古車なんかは確実にこういうやり方でドアの内部やトランクルームのスペアタイヤの収納部、ボンネット裏側などいろいろなところをやりました。大体30年ほど前までの手法です。油性シャーシブラックの塗料と錆止め剤を混ぜてガソリンで希釈、それをスプレーガンで吹き付けてました。今現在は下地処理の進歩と塗料の進化で新車のクルマを汚すような施工はしてません。

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今は完全にガラスが落ちた状態ですが、ここからまずガラスを外しにかかります。ドア内側の黄色っぽいラインはビニールをドアへとめるための接着剤のあとです。30年も経つと紙のようにパリパリと剥がれ落ちてきます😅

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どうせガラスも落ち切ってて、内張りも外してあるのでモーターが生きてるかどうかをここでテストします。この時点でトラブルの犯人は見えてますがテストは必要ですね。で、モーターは生きているのが確認できたので、レギュレータを外すためにガラスやモーターをドアの中から全て出します。

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モーター&レギュレーターです。今どきのは画像のようなバネは使わずにアームを2本使用してワイヤーを伸ばしたり巻き取ったりするものが主流です。430は片持ちのアームにバネ式というのは見てて懐かしいです😅今回はギヤがモーターから外れていたので、バネをつける前に歯欠けの有無をチェック、OKだったので少しギヤをモーター側へ押し付けてバッテリーをモーターの配線へ直結して動かしながら、次に組み付けがしやすい位置へ戻しておきます。

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ガラスランと呼ばれるパーツで、この3本のレールに沿ってガラスは上下動します。ガラスを外すときにドアについた状態からボルトやナットを外していき、ドアの中へパーツを放り込んでおいてから隙間を作りつつ外していきます。もう製造されていないパーツばかりなので気をつけて外します。

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今回のトラブルの犯人です。金属製のパーツは幸いにも錆による腐食、なんてことはなく、いたって良好ですが、プラスチック?ベークライト?かなんかでしょうが、こんなおもちゃのようなパーツは30年は耐えきれなかったようです。モーターからの動力をこんなブッシュひとつで連結していることがそもそも?ですね。ですがどうにかしないといけないので、作戦を立てなければいけません😯 手持ちのパーツで加工ができるのかどうか考えてみます。今回はここまでです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グロリア430-2

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外付けの燃料ポンプです。前のオーナーが交換したと言ってましたが、今回の不調のチェックのため、少し場所を変えてみようと思います。不調の原因はポンプ側ではなく、タンク側でした💦 ポンプとタンクの間のホースを抜いても、ガソリンがタンクから出てきません。なのでエアガンでタンクへ向かってブシュッと1発!次の瞬間、ガソリンがちゃんと出てきたので即ホースをつないで、再度エンジン始動。力強いアイドリングに変わり、当分は大丈夫そうですね。マウントはあとで固定します。

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破損していたホースを入れ替えた後のものです。ラジエーターのアッパーホースのすぐ下を通っているのでそいつまでダメージを与えないよう、気をつかいました😅 古いクルマに限らず、何かを交換する時に考え方が2通りあって、修理箇所にたどり着く場合にジャマなのを片っぱしからバラしていく方法と、そばのものは極力触れずに、ターゲットだけを交換していく方法があると思います。ディーラーとは違い、整備マニュアルがない場合の方が多いので、よく考えないと2次災害を招いてしまっては直しているのか壊しているのかわからないからです😅ケースバイケースですが、難しいところですね。

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ラジエーターの注水口のすぐ下、リザーバータンクへ行くホースですが、こいつも漏れているので、あとでホースを少し切断してバンド交換で大丈夫そうです。

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ここでトラブル発生!ショックアブソーバーやリヤブレーキホースの問題をどうするのか従兄弟と相談している時、いろんなところテストで動かしていると、左リヤのガラスが動かない。あれ?と思い、ドアを開けてドア側のスイッチでも動かず、バラそうかなどうしようかな?とか考えつつ普通にドアを閉めると、画像のとこまでガラスが落ちてきました😂 完全にモーターのトラブルです。次回からはガラス外しからの修理となります。今回はここまでです。

 

 

 

 

 

 

 

 

グロリア430

引き取り、入庫

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以前からお世話になっている親戚の兄さんから、L型ターボのグロリアがあるんだけど買わないか?という話がきました。車格からしてA/Tであることは間違いないと思い、自分はやめましたが、ナンバー無しのハコスカを所有している従兄弟に話すと、見にいきたいというので場所を教えてもらい、いってきました。

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バッテリーもデカいのに交換済み、オイルレベル、クーラントもちゃんと換えられてます。始動も問題無し!セル回して2、3秒後にちゃんとかかります。ただ、エンジンの吹けが少々重いのでオーナーに聞いてみると、走行中に何度か止まってしまうとの事。燃料ポンプとかフィルターならいくらでも流用はきくし、ディストリビューター、通称デスビと呼ばれるスパークプラグへ電気を分配する分配器?でいいのかな?それは自分が手持ちのパーツの中にあるから、そのくらいならなおせるよ、というと従兄弟は2日ほど考えて購入しました!

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で、こういう事になりました。車検も来年まで残っているので、ガソリンを5Lばかし入れて自走で帰宅。1度だけ従兄弟はエンジンの回転が落ちてきたのにビビって小休止。パワー不足を感じながらも10km強を走って帰ってきました。ポンプは生きてますが、イン側もリターン側も燃圧が弱い感じ。タンクからポンプへ入る1番目のホースを外すと、ガソリンが落ちてこない!タンクの中に不純物が入ってそいつが詰まっていると判断、エアガンでタンクへブシュッとひと吹き。無事にガソリンが出てきたのでホースを再接続。エンジンを始動すると、オートチョークも効いてチョイ高めの力強いエンジン音に変わりました😅

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エンジンをかけている間に、床へ緑色の水が…シリンダーヘッド横のウォーターホースから水漏れです。この手の90度のエルボーは中古で持っているので探して交換しようと思います。今回はここまでです。

 

 

 

 

 

 

 

 

作業台の補修

キャスター交換

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以前に作ったものですが、中古も使用していたためか2個調子が悪くなり、どうせ換えるなら全部やっちゃえ!で4個とも取り替えとなりました。子供の頃から家にあったものだと思いますが、雨水を貯めるためにあったのかな?軒の角にあったような記憶があります。

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内側もそんなに変形とかもなかったので、50mmのアングルで補強を入れて、2000ccクラスの横置きエンジンをミッション付きで載せれるように作ったつもりですが、今の所?ですね😅何年か前にトヨタ車のボクシーのエンジン載せ換えで使ったきりなので、なんとも言えないところです。溶接した箇所はどこも外れてないので、追加の溶接は不要となりました。

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上の画像のように穴あけができたところはボルトとナットを外せばいいのですが、始めに作った時にドリルの刃がどんどんきれなくなり、3本ほど買って全てダメになったので残りは溶接でくっつけました😅その箇所をベビーサンダーで切りはがしていきます。

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どうしても汚くなってしまいますが、新品を取り付けるために段差を取り除いていきます。

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で、いつもの半自動溶接機で四隅を点付けしていきます。次の交換の時に剥がしやすくするためです。冷やした後でキャスターの回転部分のベアリングに、スプレーグリスをたっぷり入れておきます。

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これで終了となりますが、この後、軽く錆止めのスプレーを吹いてから何か重量物を載せたいところですけど、今はそういうのがないので何かの時にテストしたいと思います。

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画像が少なくてすいません。従兄弟がついにL型搭載車の1980年式、昭和でいうと56年式のグロリア430ターボを個人売買にて購入しました!彼は根っからのL型ファンでしかも4ドアが好き!というヤツです。2オーナー車ということでナンバープレートもかなり年季の入っていて、マニアが見たらとても喜びそうなクルマですね😅 ただ自走で運んだ時に何箇所か気になるところがあったので、次回からはこのグロリアの手直しを紹介できるかと思います。それではまた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハイゼット保冷車終了

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ラジエーターに電動ファン、クーリングホース類に各配線を組み戻していきます。あっちこっちにホワイトマーカーで印をちょいちょい入れとくと便利なのですが、これが許される人とそうでない人に分かれるので注意が必要ですね😅

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リフト上でオイル漏れや水漏れの有無、異音のチェック、電動ファンの作動チェック、オイルや水のレベルチェック、タイヤの取り付け及び空気圧の調整、取り付けをしてリフトから降ろして少しその辺をうろうろしてから中へ入れて納車準備、となります。水温も安定して何事もなくアイドリングし、エアコン入れても全く問題なし!無事出すことができました😅

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最近天気が悪い日が続いているので、こいう時にいろんなのを手直しします。オールステンレスの何かの箱だったヤツのキャスターを交換します。今回購入したものは耐荷重120kgのものですが、取り付け穴が全く違うので、全て溶接して取り付けるつもりです。それではまた。

ハイゼット保冷車5

各部組み付け

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このバルブコッターツールは当時けっこう値のはる物でした。エンジンの種類と扱う人のウデにもよりますが、ヘッドをブロックから抜かなくてもバルブステムシールの交換ができる!とのうたい文句で売られてました。自分は1度失敗してバルブをエンジンの中に落としてしまい、結局はヘッドを降ろしてステムシールの交換をやったことがあります。また、ノーマルのバルブスプリングなら簡単に脱着可能なので作業効率がとてもよく、今でも重宝してますね!チューニング用の強化品にはNGです。縮めることができません😅

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ヘッドを組み上げたら、ブロックの上面を脱脂してから新品のガスケットをのせ、このエンジンの場合はインマニは紙やスチール製のガスケットではなくゴムのOリングなので、そいつを画像のようにチューブへセットしておきます。Oリングにはゴムを攻撃しないタイプのラバーグリスを薄く塗り、ヘッドガスケットは絶対に油脂類は付けません。エンジンは案外矛盾するもので作られてます。また、基本は1番のピストンが圧縮上死点にきていることが条件ですが、タイミングベルトをかけるまではあえて全てのピストンを下げておいて、ヘッドを載せた時にバルブとピストンがぶつからないように心がけてます。ヘッドボルトを規定トルクで締め付けてから、カムを合わせ、次にクランクを合わしてからベルトをかける、という手順ですね。

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タイミングベルトをかけますが、これも少しコツがあり、大きいスプロケットはカム、小さいのがクランクです。時計回りに回転するエンジンは必ず正面から見て左側にテンションプーリーがセットされ、こいつを押し付けて緩まないようにしています。テンションプーリーがつかない右側を先にかけてその区間は極力張り気味にセットします。テンションプーリーがくるところは少し余るはずなので後からずらしながら組んでいき、ベルトがプーリーの下に来て張れる状態に来てから初めてプーリーを押し付けてたるみがないかをチェックします。そしたらクランクで4回転ほど回してクランクとカムの合わせマークがずれていないことを確認します。エンジンは面白いもので、ホンダだけは時計と反対回りで作られていますね。他メーカー、ロータリーエンジンなんかも時計回りですが、ホンダだけは違います。こだわりがあるんでしょうね。

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見ずらくてすいません💦 タペットカバーは事前に洗っておいてあったのでガスケットを交換して組み付けます。

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面倒なエキマニを組み付けながら、クランクとウォーターポンプのプーリーのサビを落とし、塗装しておきます。

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普通のクロのラッカースプレーです。これは1回目ですが、3回ほど重ねて塗ればけっこうキレイに見えますよ。

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マウントゴムとシリンダーブロックの間のブラケットを抜かないとエキマニが付かない!ということになり、ミッションにジャッキをあてがい、エンジンも傾きすぎないように注意しつつ、エキマニ、遮熱板を組み付け、ブラケットを戻します。もちろん、その合間にクランク、ウォーターポンププーリーの塗装も同時進行でした。

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間の写真を撮り忘れました😅 この状態になる前にフューエルデリバリーパイプ、ダイレクトコイル、サーモスタットハウジング、水温センサー、各配線などをバラす前へと戻します。この辺までくるとゴールはすぐそこなので、ちゃっちゃと終わらせたいのですが、各部の締め付けや配線の接続の状態をチェックしながら進めていきます。今回はここまでです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハイゼット保冷車4

組み付け開始

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吸気と排気バルブを開閉させるカムシャフトをヘッドへ固定するホルダーです。フロント側から番号順に並んでいるのですが、その数字が汚れで見えない😵カムシャフトはここまで酷くなかったですが、ホルダーは悲惨でした😢シングルカムのエンジンなので4個しかなく、時間はそんなにかかりませんでしたが、使用者の放ったらかしぶりがよくわかります。

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車両側に残っているブロックです。こっちもガスケットのカスが残っているので、できるだけきれいに取り除きます。

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画像左側からエンジンのフロント側となり、1番シリンダーになります。ピストンのトップを掃除、それ以外のところはシリンダー内部をウエスやティッシュペーパーで拭き取ったあと、#500から#1000番のサンドペーパーで円を描くように磨きます。この時、下から上への動線はNG!シリンダー内のオイルを燃焼室へ入れやすくしてしまうためです。シリンダー内部は注意して見ると完全なツルツルの面ではなく、細い溝があるのが確認できますが、その溝にオイルを残して潤滑と冷却をしてますね。余ったオイルはピストンリングで下へ掻き落とされてオイルパンへ回収される、となります。

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続いてバルブへ移ります。右側がワイヤーブラシでカスを取った状態、左がヘッド側のシートリングとすり合わせを行った状態の物です。当たり面をきれいにしてシートリングとの密着度を高め、燃焼室の圧縮状態を保持するためです。

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上の画像がすり合わせ前、下が作業後のものです。シートリングが鈍い色になり、さらにその当たり幅が同じになるようにします。すり合わせ後はポート内をエアガンで清掃しておきます。

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使用するのはバルブコンパウンドと呼ばれる研磨剤です。荒目で大まかに当たりをだし、細目で仕上げていきます。

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全てのバルブのすり合わせが終わると各バルブを吸排気別にスプリングシート、ステムシール、スプリング、リテーナーの順に組み付け、最後にこのツールでバルブコッターをリテーナーに組み付けてヘッドのこまかい作業は終了となります。バルブ、カムシャフトをヘッドへ組み付ければブロックへ載せて補機類の組み付けで大まかな作業の終了となりますね。今回はここまでです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハイゼット保冷車3

ヘッド清掃、歪み測定

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ヘッドの燃焼室側の汚れをスクレッパーやクリーナー、砥石にサンドペーパーなどを使ってきれいに取り除きます。その後、ストレートエッジ、直角の鉄の定規みたいなものを載せてシックネスゲージの0.05mmで測定していきます。

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始めの画像は1番シリンダーと2番の間。ゲージが入らないのでここは合格。ですが、次の2番と3番の間はゲージが入るので歪んでいる箇所です。

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そして3番の後ろ。アウトです😢 完全にゲージが貫通しています。これでは圧縮漏れや水漏れがあっても仕方がないですね。

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角度を変えて測定してみます。ストレートエッジを斜めに置いてシックネスゲージを使います。

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やはり3番シリンダーの燃焼室付近に歪みがあります。これで外注決定なので、バルブやスプリングなどを外したあとにもう1度洗浄、使用パーツの最終決定をして交換か再使用かを判断します。

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取り外したバルブ、スプリング、バルブリフターです。これから灯油につけて洗浄です。この時点ではスプリングシートが見えませんが、忘れずにちゃんと外してあります😅 今回はここまでです。

 

 

 

 

 

 

ハイゼット保冷車2

エンジンバラし

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今度のは同じS200Pというモデルの初期のタイプで、EF-SEという型式のシングルカムのエンジンが搭載されています。当初から人気のあったエンジンですが、他のメーカーがツインカムエンジンを商用車にも使い始め、ハイゼットシリーズも主力エンジンがツインカムのEF-VEとなり、今はあまり見なくなりました。

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いつも通り、いろんなものを外していきますが、これはシリンダーヘッドを外すのが1番の目的なので、ヘッドへいく配管、配線類から外します。作業スペースの確保でラジエーターから外し、次にマフラーを外します。この2つがないだけでだいぶ広くなりました😅

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タペットカバーを開けます。カムシャフトホルダーにカーボン、スラッジの類がこびりついてるのがわかります😫

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ここまでに外した主なパーツです。タペットカバー、カムスプロケット、タイミングベルト、カバー、フューエルデリバリーパイプ、インジェクターなどです。

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その後、さらに配線、配管を外して、いよいよヘッドボルトを取り外します。このクルマの場合、以前の記憶ではEX側のマニホールドを外してしまえば、INマニは刺さっているだけなのでヘッドボルトを外してヘッド本体を下へずらせばブロックとヘッドに分けることができます。ですが、今回はエキゾースト側のボルトやナットがかなり腐食しているのが見えたので、そのまま外せるかどうかやってみます。

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ビンゴですね!シングルカムのヘッドはツインカムに比べて横へ出っ張ってない分だけマウント側、画像でみるとオイルフィルター側にスペースがあるので、INマニをエンジン側に残してもヘッドを抜くことができました💦 ピストンヘッドにもかなりカーボンが付いてますが、これはできる範囲でしか掃除はできませんね。エンジンを降ろしたら全バラにするところですが、今回のメインはヘッドなので仕方がありません。

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降ろしたヘッドです。ガスケットを取り除いた後、カスをスクレッパーで取り除いていきます。ブロックとの接合面はまずきれいにしてから、歪みをみて、面研に出すかどうかの判断をします。この時の限度が0.05mmのシックネスゲージで測定してみて、ダメなら外注、0.05mm以内なら清掃後組み付けとなります。今回はここまでです。