ハイゼットトラックエンジン載せ換え3

エンジン降ろし

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車両から降ろしたトランスミッションです。2WDだと画像中央部、右側の平たい貝のような部分がありません。トランスファーと呼ばれる部分で、エンジンからの動力を前輪と後輪へ分配する役目をしています。これがジムニーだと別々に別れてますが、それ以外の車種で4WDの設定があれば、上のように一体のものがほとんどです。また、常時動力を前後に伝えているものがフルタイム4WDで、これは必要な時だけ4WDにするパートタイム式です。マニュアルの変速なので軽自動車ならなんとか一人でもいけますが、これがA/Tの4WDになると持てないかもしれないですね😢20年前なら大丈夫だったと思いますが…😅

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エンジンの後ろ側、クラッチがついてます。画像中央の錆びた穴の中心がエンジンの回転軸、クランクシャフトの中心部となります。普通の法定点検では、こういう状態にはしないので車両オーナーとよく相談した方がいいのですが、今回は交換なしということらしいです。

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画像が暗くてすいません。エンジンを降ろしたあとですね💦 ジャッキをかける場所のバランスが悪く、撮影しながら作業する余裕がありませんでした。トラックやミニバンとか、1BOXカーなどもだいたい似たような手順でエンジンを降ろします。車の高さとエンジンを載せておく台とのバランスが大事になってきます。

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右側が車両から降ろしたもの、スタンドにセットしてあるのがベースとして指定されたエンジンです。3気筒のエンジンはそんなに大きくないので、ミッションジャッキを使い、降ろして移動します。この場所がだいたいエンジンやミッションなどを整備するスペースとなります。明るくて風雨をしのげて、ノラ猫さんの落し物の被害にもあいません😅 もう少し広ければ、とも思いますが、限られたスペースでなんとかやってます。

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チェーンブロックに掛け替えて、簡易作業台、瓶ビールのケースへ移します。軽自動車から1500ccクラスの4気筒エンジンくらいまでなら、ちゃんと作業台として機能してくれます!

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この状態から使えるパーツ、使わないといけないパーツを移植していきます。ベースのエンジンはこの時点では、まともに使えるかどうかわかりません。外見だけでもすでにエアコンコンプレッサー、各ブラケット、タペットカバー、エキゾーストマニホールド、インテークマニホールド、フライホイールはA/T用でした😅 指定された交換部品を取り替えつつ、少しでも長く使ってもらえるようにやってみます。今回はここまでです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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